猫の集会・会議って本当にあるの?その根拠・理由は?
近所をてくてくと歩いていると、猫が大勢集まっている風景に出会うことがありますね。
これが猫の集会とか会議(井戸端会議)とか呼ばれているものです。
猫さんたちは本当に会議をしているのでしょうか?
その根拠・理由は何でしょうか?
猫は縄張りを持つ
猫は基本的に肉食動物です。
草食動物なら植物はたくさん生えているので、そんなに食べ物に困ることはありません。
しかし、肉食動物の場合、捕食動物を捕える必要があります。
捕食となるのは小動物ですが、そんなに多くありません。
しかも、基本的に単独行動ですね。
ライオンのような例外はいますが・・・・
そこで、肉食動物は自分の縄張り(テリトリー)を持ちます。
要するに、食べ物を得るためだけの無駄な争いは避けるということですね。
最近の野良猫の場合、人間から餌をもらうというケースも多いので、テリトリーはやや曖昧になっていますね。
それでも縄張り意識というのはそれぞれ持っていると思います。
猫の会議=集会とは?
テリトリーがあるはずなのに、猫はときどき集まります。
これが猫の会議とか猫の集会と呼ばれるものです。
こういう風景を見ると、なんとく癒やされますよね。
では、なぜ猫は集まるのか?
これには諸説あるようですが、しっくりくる根拠・理由を紹介します。
どうやら近所に住む猫同士の確認作業という意味合いが強いようです。
あまり無駄な争いはしたくないでしょうし、「よそ者はいないか?」「今、生きているのは誰?」という確認をお互いでしているということですね。
要するに顔合わせです。
これを暗黙のルールとしているということです。
つまり、会議のように見えながらも、「今日の議題は佐藤さん家のガキがやかましい件」なんて話し合いはしていないのですw
なんとなく集まって、一定の時間がすぎると、それぞれに自分のテリトリーに散っていきます。
家猫も集会する
猫を一匹しか飼ってないとわからないことですが、複数飼いしているとわかることがあります。
それは家猫にも集会があるということです。
集会はどういうタイミングで決まるのか?
それは人間=家族が集まるときに、いつの間にか猫も全員が集まってくるんです。
人が集まると何か話が始まるので、猫たちはまるでその話を聞いているように見えますw
これも猫にとっての確認の作業なのでしょうかw
奴(=私)はちゃんと生きてるな、とw
猫の世界にボスはいる?
猫のボスについても諸説あります。
ボスが存在するという説の場合、集会で高いところにいるのがボスだとか。
一方で、ボスは人間の想像力が生み出しているものにすぎないという説もあります。
しかし、我が家の猫を見ると、曖昧ながら上下関係はあるように思います。
複数いる中でなんとなく威厳のある猫がいて、その猫の存在が秩序を守っているみたいな感じです。
実際、自分がやりたいことを真っ先にできる猫と躊躇する猫はいます。
人に甘えるとか、遊んでもらうというときもそうですね。
そういう中で、リーダー的な存在となる猫が出てきます。
ただし、リーダーが見回り行動をするかというと、必ずしもそうではありません。
見回り行動をしていのは下っ端(にみえる)の猫だったりしました。
もしかすると、こうしたことも私の想像力にすぎないのかも知れませんが・・・・
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