猫パンチの意味・理由を分析!威力は?爪を立てる?犬によくやる?
猫がパンチを繰り出している姿を見たことはありますよね?
私はほぼ毎日猫パンチされていますw
この猫パンチにはどんな意味や理由があるのでしょうか?
完全には解明されていませんが、その威力や爪を立てるかどうかも含めて分析したいと思います。
猫パンチの意味は?威力は?
猫パンチとは、文字通り、猫が自らの手を振りかざすパンチです。
ミッキーロークがボクシングを行った時、猫パンチみたいと評されていました。
が、それはそれで猫に失礼ですw
私はこの猫パンチには大きく3種類あると思っています。
(1)争いのパンチ
これは狩りや猫同士の喧嘩の場合に繰り出すパンチです。
つまり、真剣勝負のときに使うということです。
この場合は、反撃されないように相手との距離感を保って相手を弱らせるためにパンチを使います。
まさにボクシングの使い手ですが、こういうケースでは爪も使いますね。
ただ、首根っこなどに噛みつくのが一番ダメージを与えられることを猫も知っています。
しかし、そこまで喧嘩がエスカレートしないケースも多いです。
もちろん、相手が反撃してくれば、トドメを刺すために戦う場合もあります。
威力は「5~10/10」まで。
緩急を使い分けて相手を弱らせるということですね。
最大を10として数字を出していますが、10でも人間がもらって気絶するほどの威力はありません。
通常、家猫はこのパンチとは無縁ですw
(2)不愉快を示すパンチ
怒りや嫌悪を表現する猫パンチもあります。
不愉快だ!という意思表示です。
例えば、寝ている時に悪戯をされたり、嫌いな猫が通りすがったりなどに繰り出すパンチです。
うちの猫の場合だと、若い猫が爺さん猫のことが嫌いで、通りすがる度にいつもパンチしていました。
爺さんをいじめるってひどいな!と思いながらも、止めることはできなかったですw
この猫パンチの場合、パシッ!っとなかなかいい音が出ますw
よい音を出そうと叩いている気もw
それだけ力は入っているということですね。
ただし、仕留めるというつもりはないので爪を出さないケースが多いです。
威力は「7/10」くらい。
結構強いパンチです。
(3)愛情のパンチ
実は愛情表現の猫パンチもあるんです。
ちなみに愛のムチとは違いますw
これ意外に書かれていないのですが、確実にあります。
この場合は、パンチというよりはちょこんと手を出す感じです。
音はまったくしません。
人間に対してパンチする場合は、主に「鼻」を狙われます。
人が寝ている時によくされるのですが、起きてよ~!みたいな感じに受け取れます。
威力は「1/10」くらい。
全然痛くありませんが、爪が伸びていると痛い場合もありますw
犬がよくパンチを浴びせられるのは?
犬と猫を両方買っている家の場合、よく犬が猫にパンチを浴びせられている風景を見ます。
これは上のカテゴリー分けで言うと、「不愉快のパンチ」だと思います。
とくにおっとりしている犬がやられてますよねw
とはいえ、猫にとってパンチしても反撃しないから大丈夫みたいな気持ちもあるような気がします。
その意味では、「不愉快=ストレス発散」という意味合いもあるのかもしれません。
猫に手が出る理由
よくよく考えると、ライオン、トラなどネコ科の動物は意外に手を使いますね。
これは狩りをする際に、逃げる相手に対して手も使うことが便利なんだと思います。
それで手を器用に使えるようになったのかな、と。
手を器用に使えるようになったことで思うこともあります。
相手に最大のダメージを与えることはできるのは、やはり噛みつくことですよね。
喉に噛み付けば、獲物を一発で仕留められます。
獲物の場合は仕留める必要があります。
しかし、同類(猫同士)との争いでは自分も怪我をする可能性がある喧嘩はしないほうがよいに決まっています。
そこで大きな喧嘩をせずに優劣を決められる手を使ったり威嚇するのではないかな、と。
実際、発情期にも大きな声をあげ合うものの、とくに争いなく終わるというケースも多いです。
このへん、なるべくなら事を穏便にすませたいという猫の性格が現れているような気がします。
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