猫の寿命を解説!家猫・室内飼いの平均は?野良猫は?純血種・雑種で違う?
自分の人生の中でたくさんの猫と出会い、そして失いました。
人間よりも猫のほうが寿命が短いので仕方ないことですが、それはそれで悲しい出来事です。
今回は猫の寿命(死期)について紹介しますね。
猫の平均寿命は、家猫・室内飼や野良猫でも違いますし、純血種・雑種でも違います。
家猫(室内飼い)の平均寿命は15.69歳
ペットフード協会によると、2014年調査結果で、家猫(室内飼い)の平均寿命は「15.69歳」となっています。
ちなみに、外に出る猫の場合、「13.19歳」と少し下がります。
この平均寿命は年々長くなっています。
売っている餌がよくなってきたこと、医療環境もよくなってきたこと等が理由かと思います。
猫の15歳というと、人の75歳くらいのイメージです。
もし20歳まで生きたら、人の100歳くらいまで生きたことになります。
我が家で成人式を迎えられた猫さんはまだいませんが・・・・・
家猫の場合、だいたい10歳を越えたあたりから、年を取ったなと感じます。
人間で言うと、猫の10歳は60歳くらいです。
そんなに激しく遊ばなくなったり、寝ている時間が多くなります。
野良猫(外猫)は長生きできない
一方、野良猫(外猫)の場合は10歳まで生きられるケースは少ないと聞きます。
お外の猫は、冬は寒さ、夏は暑さという環境にさらされますので、やはり消耗が激しいのだと思います。
寿命をまっとうできずに病気で命を落とすケースも多いですね。
猫には猫エイズなどの伝染病などもあります。
また、なんだかんだいって小動物ですので、自動車に轢かれたりなどの事故に遭うこともあります。
ときどき車の通りの激しい道路をわたろうとする猫を見かけることがありますが、本当にひやひやしますね・・・・・
家猫ならおかしいと思ったら獣医さんに連れて行けますが、野良猫さんはそうはいきません。
なので、明らかに寿命は短くなります。
純血種と雑種でも寿命は違う
一方、純血種の猫の場合も、寿命がやや短い傾向にあります。
純血種というのは、スコティッシュフォールド、アメリカンショートヘアなど名前を持っている猫ということですね。
名前を持っていない猫は雑種です。
純血種の寿命は種類によっても違いますが、「11~13歳」くらいという説が一般的です。
これは純血種の場合、特定の病気になりやすい遺伝子を持っていたり、体質的に弱いことが理由です。
理想の姿を求めて交配されているので、その弊害が出てしまうということですね。
その点、雑種は一般的に丈夫で長生きします。
もちろん、純血種も雑種もそれぞれ個体差はありますけどね。
猫の最期に思うこと
生きているかぎり、必ず死はやってきます。
それは病気の場合もあるし、寿命をまっとうする場合もあります。
でも死期に立ち会う度に考えさせられることがあります。
我が家の猫を見ると、最期の最期まで必死です。
なんとか生きようとするんです。
生きながらえようとするんです。
もう虫の息になった猫さんがむくっと立ち上がってご飯を食べにいくんです。
もちろん、足元はふらふら。
ご飯を食べに行ったところで食べられやしません。
だけど、そういう姿に感動を覚えます。
そこに自分が投影されて学ばせられます。
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